東京海上日動ビル
東京海上日動の前身である東京海上保険会社は、明治１２（１８７９）年８月１日に創業しました。
創業時の株主には、元徳島藩主蜂須賀茂韶以下華族団、岩崎弥太郎以下三菱関係者に加え、渋沢栄一・安田善次郎・大倉喜八郎などの一流財界人・華族など約２００余名が名前を連ねていました。
現在の本店ビル（本館）は、ル・コルビュジエに師事した前川国男氏の代表作の一つで、丸の内に初めて建てられた超高層ビルです。計画時には高さへの反対から「美観論争」が起きました。昭和４９（１９７４）年に竣工し、高さ９９.７メートルの２５階建てで、格子状の外壁や赤茶色のタイルが特徴です。
令和３年３月２５日に、東京海上ホールディングス株式会社は以下の発表を行いました。
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下記のとおり本店を移転することとしました。
【移転先】
東京都千代田区大手町二丁目 6 番 4 号 常盤橋タワー
【移転時期】
２０２１年１２月から順次移転を開始し、２０２２ 年６月までに移転先への移転を完了する予定です。
東京海上日動ビル・本館は１９７４ 年の竣工であり、災害対応力や環境性能等を一段と強化するとともに新しい働き方にも柔軟に対応していく観点から、新館と一体での建替えを予定しております。詳細については現在検討している段階であり、具体的な計画、スケジュール等は確定しておりません。
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報道によれば、隣接の新館と一体で、２０２３年度から解体・建て替えを開始し、２０２８年度の完成を目指すとのことです。
解体工事中
撮影日：令和５（２０２３）年１１月
建て替え前
手前が本館 奥が新館 撮影日：令和３（２０２１）年４月
撮影日：令和３（２０２１）年４月
撮影日：令和３（２０２１）年４月
広場 撮影日：令和３（２０２１）年４月
撮影日：令和３（２０２１）年７月
撮影日：令和３（２０２１）年７月
撮影日：令和３（２０２１）年７月
所在地：千代田区丸の内一丁目 2 番 1 号
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