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日本水準原点標庫


日本全国の標高決定のための基準として、明治24(1891)年に「日本水準原点」が創設されました。この建物は、その水準原点標を保護するために建築されたものです。中にある水晶板の目盛の零線の位置が原点で、標高は24.39メートルです。これは、長期間にわたる東京湾の潮位観測の結果得られた平均海面から求められました。この標庫はドーリス式ローマ神殿形式の古典的建築で、日本人建築家により設計された明治期の数少ない近代洋風建築として貴重なものです。東京都の指定有形文化財及び千代田区の特別登録有形文化財となっています。そして、令和元年、国の重要文化財(建造物)に指定されました。

国会前庭を含む憲政記念館はコチラです。


撮影日:平成25(2013)年5月


撮影日:平成25(2013)年5月


撮影日:平成25(2013)年5月


撮影日:平成25(2013)年5月


撮影日:平成25(2013)年5月


撮影日:令和3(2021)年4月


測量の日(6月3日)記念行事「日本水準原点 一般公開」
標庫内に格納されていて、普段は見ることができない水晶目盛板が公開されました。

日本水準原点標庫  撮影日:令和6(2024)年5月22日


中央の扉  
撮影日:令和6(2024)年5月22日



中央の扉  撮影日:令和6(2024)年5月22日


船形台石の先端にはめ込まれた水晶板  撮影日:令和6(2024)年5月22日


撮影日:令和6(2024)年5月22日


裏側  
撮影日:令和6(2024)年5月22日


裏側  撮影日:令和6(2024)年5月22日


電子基準点「東京千代田」  
撮影日:令和6(2024)年5月22日
日本水準原点の一般公開に併せ、傍にある「電子基準点「東京千代田」」の内部も公開されていました。


電子基準点「東京千代田」説明板  撮影日:令和6(2024)年5月22日



所在地:千代田区永田町一丁目1番 国会前庭洋式庭園内


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